FULLCOUNT × Classic Clothing

彫だい念願のコラボがついに実現!

2つのジャケットが発売に

 

クラシッククロージングのショップでも取り扱っている、日本を代表するデニムブランドのひとつ、フルカウントと、クラシッククロージングによる夢のコラボレーションが実現しました。

 

フルカウント代表の辻田幹晴さんが彫だいに依頼し、このコラボのために描き下ろした絵柄が、スイングトップタイプのジャケットと、フルカウントのType-2モデルのデニムジャケットに、それぞれ異なる刺繍で登場。今回は発売を前に、その奇跡のコラボレーションの裏側をお届けします。

 

フルカウント辻田幹晴さんと彫だい、二人の男の出会い

 

フルカウントは1993年に大阪で創業。ヴィンテージデニムを隈なく研究し、日本の生産背景、クオリティで生み出したデニムの評判は瞬く間に広がり、日本のヴィンテージレプリカデニムのシーンを牽引します。ブランド設立30年を経た現在では、日本だけでなく世界的にも知られる「ジャパンデニム」を代表する存在に。その創業者であり、現在も代表兼デザイナーを務めるのが、辻田幹晴さんです。

 

一方の彫だいは、ファッションに物心がついた10代の頃からフルカウントの大ファンで、長年の愛用者。YouTubeやTikTokでも、ひとりの“ファン目線”で自身の「フルカウント愛」を発信し続けていました。

 

そんな二人が急接近したのは約2年前。フルカウントが非売品のキャップを作り、関係者や友人に配っていたときに、オンラインの世界で「フルカウント愛」を発信し続けている彫だいをスタッフが発見。代表の辻田さんから「そのお礼に」、とキャップを贈られたことがきっかけです。突然届いたプレゼントに大興奮した彫だいは、すぐに辻田さんにコンタクトしました。

 

「実際に会ってみたら、ものすごく気が合って、『また会いたい』と思うようになって。この歳になると、会ってストレスを感じるような人とは疎遠になってしまうけど、彫だいくんの場合は、もはやきっかけも忘れてしまうくらい自然に馴染んで仲良くなったんです」と辻田さんは話します。

 

実際に会って、辻田さんの人柄や人間性にも惚れ込んだ彫だい。お互い頻繁に連絡を取り合って、彫だいは辻田さんを「オジキ」と呼んで敬愛するようになり、大阪と栃木という距離がありながらも、親密な関係を築いて行きました。

 

それぞれの経験の蓄積とセンスを融合した2着

 

 

今回のコラボレーションは辻田さんの方からのお声がけでした。

 

「最初は作りたい“ベトジャン”があって、それを彫だいくんに手伝ってもらおうと思って声をかけました。結果的にフルカウントで30年以上定番で続けているType-2のデニムジャケット(品番 : 2102)と、今回彫だいくんのイメージをもとにオリジナルで作ったスイングトップ型の2着に、それぞれ違う刺繍を入れたものを作りたくなりました。イメージしたのは“スカジャン”とか“ベトジャン”ですが、そのままのものは作りたくなかったんです」(辻田さん)

 

まさかのオファーに歓喜した彫だいは、これまで長年彫り師として生み出した数々の絵柄を参考資料として提出しつつ、今回のためのオリジナルの絵柄を考えました。

 

【2054-1】Classic Tattoo Embroidery Sport Jacket Original Drawing by HORIDAI

 

今回のメインアイテムとも言えるスイングトップは、二人の経験を元にしたクリエイティビティが詰まった一着です。

 

「スカジャンは過去に何度も作ってきたんですけど、あの絵柄を考えるのって、結構エネルギーを使うんです。だからひとつ前のシーズンで、『もうこれを俺が人生でデザインする最後の一着にする!』と公言し、渾身のものを作りました。自分でも納得の出来になったので、もう二度と作らないつもりだったけど、彫だいくんとのコラボをすることになったら、やっぱりスカジャン風のものを作りたくなってしまったんです(笑)」(辻田さん)

 

 

採用されたのは、彫だいによる背中のオオカミとフロントのドラゴン、そして桜、扇子の中の亀の図柄に至るまで、すべて二人のセッションから生まれたグラフィック。全体に配置された桜柄はよく見ると色味の異なる絵柄が使われているなど、細部までこだわり抜かれています。 

 

 

「オオカミ柄の“スカジャン”や“ベトジャン”って、あまり見たことないでしょう? あったとしてもアラスカ犬みたいなかわいい柄のものくらい。今回みたいにシリアスな方向性のオオカミの図柄はないんですよ。彫だいくんの作品を全部見て、自分の中で特に印象に残ったのがこの絵なんです。タトゥーの図柄だから、多少“イカつさ”もあるんですけど、あんまり“イカつ過ぎ”ると、スカジャンってちょっとダサくなる。実はこういうモノは多少“ヘタウマ”な方がカッコいいんで、あえてそういうリクエストをしました。これは彫だいくんの原画があったからこそ出来たデザインで、自分の狙い以上のものになったと思いますね」(辻田さん) 

 

 

中でも辻田さんがこだわったのは、横振り刺繍による背中のオオカミの毛並みの表現。遠くから見た時にはまるで油絵のようにも見えながら、近くで見ると複雑な刺繍によって美しい毛並みが表現されています。一方で彫だいが特にこだわったのは、フロントのドラゴン。フルカウントのレザーパッチに描かれているドラゴンを再解釈した新たな絵柄を、このアイテムのために描き下ろしました。

 

 

そして服のデザインも、このモデルのためのオリジナル。辻田さんが「彫だいくんも好きな、フィフティーズの不良感のあるデザイン」として、フロントジップで、ワイドに広がる大きめの襟でデザイン。ボディには軽く、柔らかなブラックのウールの生地をフルカウントの生産背景で実現しています。また、袖口のスナップボタンも辻田さんのこだわりのディティール。フィフティーズ感と現代的なシルエットをマッチさせた、唯一無二の一着が完成しました。

 

【2102E】Classic Tattoo Embroidery Type 2 Denim Jacket Original Drawing by HORIDAI

 

 

デニムジャケットの背中に採用されたのは、ビリヤードをモチーフにした絵柄。辻田さんがビリヤードを長年やっていて、大会にも出るほどセミプロ級の腕前を誇っていることを知った彫だいは、通常“スカル&ボーンズ”で知られる図案をベースに、スカル部分をヴィンテージの8ボールの球に、クロスボーンをキューの絵柄にアレンジした新たなグラフィックを描き下ろします。スネークやスパイダー、そしてサイコロの目では、彫だいの好きな「13」の数字も刺繍によって表現されています。 

 

 

その図柄の上に「Classic」の文字を入れることを提案したのは辻田さん。何度もやりとりを重ねながら、彫だいも愛用するフルカウントの定番デニムジャケットに、彫だいによる絵柄を刺繍した一着が完成しました。フロントはあくまでもシンプルなTYPE-2、バックには日本の職人的技術を駆使したインパクトのある刺繍が施された特別な1着です。

 

 

「いつかヴィンテージになる服」

 

 

今回の2つのモデルのデザインに際し、辻田さんが目指したのは「二人の記念であり、作品になるような服」だと話します。

 

「こういう風にしたら売れるとか、そういうのは全く考えずに作りました。二人の感性が合わさることで出来たものだから、『別に売れなくてもいいや』くらいの気持ちです(笑)。かっこいいものは出来たと思うけど、実際に売れるかどうかは分からない。でもこの商品は、何十年後かにはどこかの古着屋でヴィンテージとして売られているものになると思いますよ」(辻田さん)

 

彫だいの悲願でもあり、二人の親密な関係性から生まれた奇跡のコラボレーションは、2026年3月2日(月)、彫だい45歳の誕生日に、クラシッククロージングだけでなく、フルカウント直営店、一部の日本国内と世界のフルカウント取扱店で発売となります。

 

(商品詳細)

FULLCOUNT × Classic Clothing

【2054-1】Classic Tattoo Embroidery Sport Jacket Original Drawing by HORIDAI

¥121,000

カラー : Black

サイズ : 38、40、42、44、46

素材 : Cotton 100%

 

【2102E】Classic Tattoo Embroidery Type 2 Denim Jacket Original Drawing by HORIDAI

¥69,300-

カラー : Indigo Blue

サイズ : 38、40、42、44、46

素材 : Zimbabwe Cotton 100%